BRIDGESTONE

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プロジェクトマネージャー

2001年入社

S.R.

Profile

プロファイル

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S.R.

卒業した大学では心理学や社会学を専攻していました。PCを日常で使用し、授業でプログラミングを学ぶなど、当時の文系大学生としてはITの知識に多少ではあるが長けていた方でした。

就職活動が氷河期だった当時、女子学生に最も門戸を広げていたのがIT業界だったため、自然にシステム開発の道を志しました。世界的な大企業であるブリヂストングループの安定感と、通勤しやすい立地が魅力となり、BSWへの入社を決めました。

S.R.のインタビュー風景

品質に優れたブリヂストンのタイヤづくりに直結する製造支援システムの開発で、
プロジェクトマネージャーを担う。

新卒入社から25年ほど過ぎた現在の私は、数名の部下とパートナー企業のエンジニアを率いてシステム開発を主導するPM(プロジェクトマネージャー)を任されています。

担当する開発案件は、ブリヂストンの生産技術部門が使用するタイヤの設計支援システムです。複数の様々なシステムを並行して開発しているのですが、成型工程の製造予測システムであったり設計図面を製作するCADの補助機能であったりと、高品質なタイヤを世の中に供給するブリヂストンの高度な生産技術を支える重要なシステムの開発を担っていることを実感しています。

私はPMの立場でシステム化の構想から要件定義といった上流工程を進めるほか、ユーザーであるブリヂストン側の担当者との連携業務、プロジェクト全体の進捗管理、プログラム製造を任せるメンバーたちの業務管理や品質チェックなどに日々取り組んでいます。

若手の頃の失敗が気づかせてくれた、
常にユーザー目線で開発を進めることの大切さ。

私が入社した2001年から現在に至るまで、BSWは着実な成長を続けてきました。その発展とともに、私自身も成長してきたと感じています。2年目までは先輩の下について学びながら業務を進めていましたが、3年目から担当案件を1人で任されるようになりました。そして任される仕事の規模も徐々に大きくなり、20代の後半からはパートナー企業のエンジニアを取りまとめるチームリーダーを任されるようになりました。PMに必要なスキルも一歩一歩磨くことができました。

このように順調なキャリアアップに見えて、30代前半の頃には失敗も経験しました。工場の現場で帳票を出力するシステムの開発を任された際、ユーザーである年配の工場オペレーターから、文字が小さくて見えにくいというご指摘を受けましたが、この失敗から、「ユーザーが実際に使う現場の視点」に立ち、開発プロジェクトを厳しく進めるというプロフェッショナルとしての覚悟が生まれました。

S.R.のインタビュー風景

2回の産休と育休の復帰後も継続できたキャリアアップ。
会社に貢献できる役目を全力でこなしていきたい。

これまでに私は2人の子供を授かり、2回の出産・育児休職を取得しています。それぞれ1年半ずつと、システム開発者としては長期のブランクになりました。それでも復帰時には2回とも以前と同じ重要なポジションを任されています。これは、会社が女性社員のキャリアを長期的な視点で見ているからこそと思っています。

「ダイバーシティ&インクルージョン」の理念に基づいた充実した制度と働きやすい環境、そして家族の協力によって、やりがいのある仕事と家庭内の役割を両立できています。

また近年は世間で各種ハラスメントやブラック企業の問題を取り上げられることが多くなってきましたが、BSWに長年勤めてきた私にはそうした問題は遠い世界の話です。今の私は未来を担う若手の育成に力を入れており、今後もBSWには恩返しのような貢献をしていきたいですね。

Schedule

一日のスケジュール

  • 08:30

    メールチェック
    社内およびブリヂストンからのメールを確認・返信

  • 09:00

    各システム朝会
    複数のプロジェクトごとに朝会を順次開催する

  • 09:30

    課内会議
    所属する技術システム3課のメンバーは上司以下14名

  • 11:00

    ユーザー打合せ
    ブリヂストンの生産技術部門の担当者とWebで実施

  • 12:00

    昼食

  • 14:00

    設計レビュー
    複数のシステムを管理しているためレビュー機会は多い

  • 15:00

    テストレビュー
    設計レビューと同じくPC画面で設計どおりか確認

  • 16:00

    資料作成
    次期に予定されるプロジェクトに関する資料を作成

  • 17:00

    見積作業
    次期プロジェクトの要員コスト等の見積もりを終えて退社

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