就職活動中にOB訪問した際、対応していただいた方が親切・誠実に答えていただけたことが入社の決め手となりました。ITには大学に入る前から少し興味があり、周りでもプログラムなどに興味をもっている人が多かったように記憶しています。初配属はブリヂストングループの専用回線、公衆回線を管理・運用する部署で交換機を絡めたシステムの運用をしました。1997年に現在のシステム技術部に異動となり、1999年1月からはクライアント・サーバーシステムを構築する部署にてプロジェクトルームに常駐して、国内のグループ会社に対して、SAP社のERPパッケージの導入・運用に携わりました。自分自身の役割に変化はあったものの、以後ずっと同じ仕組みに関わってきました。2014年1月からネットワーク技術課長として、ブリヂストンの国内外のネットワークの管理・運用・監視、セキュリティ機器の管理・運用といったインフラ基盤の安定提供を担当しています。社内のネットワークインフラを担当していることから、メールや業務システムは使えて当たり前で問題が発生した時は非常に多くの問い合わせや要望を受けることがあります。問い合わせ、要望が多いということはそれだけネットワークインフラが重要であるということで、その重要なインフラ基盤の管理に携わり、ブリヂストンのグローバルな業務に貢献できることがやりがいとなっています。
SAP社のシステムを導入するという役割と、ブリヂストンのいろいろな部署でもたれている仕組みをブリヂストンソフトウェアが受託運用するという仕事が始まり、2007年1月からは担当する対象が国内からアジア圏に変わりました。海外出張も頻繁で、同年7月、私がグローバル技術運用課長になったときには、ブリヂストンの海外のネットワークも管理・運用をするようになって、ブリヂストンの海外拠点と連絡をする機会も増えました。当初は言葉の壁があり、現地スタッフとの意思疎通が中々できなかったのですが、伝えたいという思いで拙い言葉でも積極的に話すことにより相手は聞いてくれる様になりました。しかし、このときに言語以外にも海外の人たちの考え方の違いを痛感させられました。例えば、システムを導入するスピード感の違いです。海外拠点と連携したシステムを導入したときは苦労したことを覚えています。現在は管理職としてですが、仕事のあり方や進め方を考える上で、今までのさまざまな実務経験が役立っています。
今後の目標は社長がホームページで語っているように、「信頼され、感謝され、期待される」存在に私自身がなること。管理職としては、今後何十年と一緒になってブリヂストンソフトウェアを支えてくれる仲間を育てていくというのが目標です。管理職として失敗を責めて終わるのではなく、どうしたら成功するかをアドバイスすることが重要です。ブリヂストンソフトウェアには転ばぬ杖を指しだしてくれる人がいる会社だと思います。そんな会社なので、自分の意見を言わせてくれて聞いてくれる、挑戦の場を与えてくれるところが魅力だと思っています。
出社、海外とWeb会議
部内ミーティング
個別システムのネットワーク設計レビュー
部下との課題相談
昼食
会長/社長へ報告会
プロジェクト会議
評価資料作成
海外システム仕様について部下と相談
中国との電話会議
今日の課題対応
帰宅
学生の皆さんへメッセージ
少しでも多くの会社を見て、一生この会社で頑張ってみようと思うような企業を見つけてほしいですね。最初は「興味がある」で始まっていいと思います。「興味がある」がだんだん「好き」になって、「好き」が会社を愛せることにつながり、そうなれば、少しでも長くその会社で頑張るということにつながると思っています。そういった気持ちで、就職活動を頑張ってください。理系、文系に関わらず、ブリヂストンソフトウェアに興味を持ち応募してほしいです。一緒にブリヂストンソフトウェアの未来について話ができることを楽しみにしています。